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夏休みの宿題 [日々の雑感]

疲れていたので、しばらくブログの更新を怠っていました。すみません。すっかり落ち着いたので、またその日の気分で気楽にいろいろ書いていきたいと思います。

さて、学生はもう夏休みに入ったようだ。うちも、上の子の幼稚園が夏休み入りした。夏休みといえば、旅行、海水浴、宿題など、誰でも連想するものがあるだろう。今日は、小学校での夏休みの宿題について書いてみたい。

夏休みの宿題は本当にツラかった。私が小学生時代に見かけた「すごい男」は、7月中に絵日記を除く宿題を全部終わらせていた。私も、彼を見習い、いつも夏休みが始まったときに「7月中に全て終わらせる」という無謀な計画を立てたものだ。だが、計画の策定作業で疲れ果て、計画策定後にはすべてをやり遂げた充実感で満たされ、その後、何も手に付かなくなり、気がつくと「あと数日で夏休みが終了」となっていた。この経験のせいなのか、私は今も計画を立てることが苦手だ。

ところで、私は得したことがある。父親が転勤族であったために、私は、小学校で2回の転校を経験した(よって、通った小学校は3か所だ)。転勤時期は7月で、引っ越しはだいたい20日頃。この頃は、学校は既に夏休み入りしているため、私には宿題がなかった。だから、小学校時代は、合計で6回の夏休みがあるうち、2回は宿題のない夏休みであったわけだ。

これは考えようによっては、大変うれしいことだ。まったく宿題のない夏休みが、小学生時代6回の夏休みのうち2回もあったのだから。ただ、そういう夏は、まだ引っ越し先に友達がいないので、少しさびしいというのが難点か。とはいえ、私には2歳下の弟がいたため、引っ越しを経験した夏休みは、宿題がない兄弟で延々と遊んでいて、それはそれで結構楽しかった。今考えれば、こうやって怠け癖がついてしまったのかもしれないし、勉強もしとけばよかったと思う・・・。

話は戻るが、夏休みの宿題を、絵日記を含めて、8月下旬に一気に片付ける小学生は、今もきっと多いはずだ。1週間で片付ける。一度、アンケート調査をしてみたら良いと思うのだが、このように、1週間で片付けるというタイプが多い場合に、夏休みの宿題の効果をどう考えたら良いだろうか?

勉強の類は、「継続的に」「反復して」行うことを求められることが多い。しかし、毎日、少しずつ継続、反復するのではなく、1週間しかタッチしないのであれば、勉強の効果が大きいとは言えないかもしれない。「やれ」といっても「やれない」人が多いなら、いっそのこと、宿題の出し方を考え直すのも一案かもしれない。

たとえば、7月末を提出期限にしてしまう、という手がある。これは、大きな反感、反論があると思われるが、宿題をやりとげてしまってから、精一杯夏休みを楽しむことができる。問題先送りではなく、問題を早期処理させる癖をつけさせてしまうわけだ。将来、子どもたちが社会人となって、その枢要なポストを占めるようになってくるであろう数十年後、このように、「問題は先送りではなくて、早期処理するもの」と身体が覚えていると、いろんなことが変わってくるかも知れない。どうせ最後の1週間程度で宿題を終わらせる人が多いのが現状ならば、7月末までに郵送で提出せよ、とすることは対応可能であるハズで、やれないこともないと思うが、ダメかな? 無理だろうね。失礼しました。


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