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昔の記事、宝くじシリーズへのアクセスが [研究<お金>]

最近のアクセス解析を見てみたら、宝くじシリーズへのアクセスが圧倒的に多いことが分かりました。ここ1か月ぐらい、そういう傾向が続いているようです。

あれは、かなり以前に書いたもので、全部で8回ぐらい書いたシリーズ物だったのですが、その中でも、「宝くじ研究【1】法律と期待値」「宝くじ研究【2】バラと連番」へのアクセスが圧倒的に多いですね。もうほとんど毎日、このどちらかがアクセス数トップです。

なぜでしょう。年末ジャンボの季節だからでしょうか。

その当選確率の低さは、「宝くじ研究【3】低すぎる確率」で、こう書きました。

日本人の1億2775万6815人が、全員一人10枚ずつジャンボ宝くじを買うとして、何人に1等の当たりが出るかというと、127人です。つまり、1億2775万6688人には1等が当たらないということです。

これは販売された宝くじに、1等が全て混じっている場合ですよ。売れ残りに当たりが出たら、それはどうなるか分からないのですが、誰も受け取れないですよね。つまり、127人も当選者が出ないかもしれないわけです。

受験で10倍などの倍率を耳にすることがありますね。ある小学校は80倍とか。でも、この1等は10,000,000倍ですからね。夢というより、ニンベンを足して「儚い(はかない)」の方がしっくりくるぐらいと。

このブログの宝くじシリーズへのアクセスが高いということは、バラか連番か、で悩んだ人が多いということなのでしょうね・・・・。買わなきゃ当たらないんですが、しかしそれにしても、という感じがします。ところで、当時、私も、なんだか勢いで書いていたので、書いていることが正しいか自信はありません。いつか機会があったらもう一度考えてみたいと思います。
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インチキ儲け話の見分け方? [研究<お金>]

エビ養殖事件がありました。

以前、「人は儲け話に何故弱い」という記事を書いたことがあります。

当時は真珠商法の事件を取り上げて書いていたのですが、「美味し過ぎる話には裏があるに決まっている」のに、「全国に騙される人がたくさんいる」のは何故なのかを考えています。詐欺を行う人たちの説得性、力の源泉として思い付くものを5つあげているのですが、それは…

①営業マンのプレゼンテーション能力。

②営業マンの見かけや(服装,笑顔など)、一見した人柄の良さ(もちろんウソ)。

③「●●業者としての登録を受けている」といった「嘘の権威」の存在。

④実際に儲けた人(サクラ)の存在。⇒ これは意外と心理的効果は大きそうだ。「私も最初は半信半疑だったんですけど、ほら、これ、私の預金通帳ですけど、毎月配当が●●万円入っているでしょう。こんな低金利な時代、証券会社を信じるより・・・・」とか言われると、信じてしまう人がいるかも。権威に加えて、実例が示されるとね。

⑤申し込みへのタイムリミットの設定

そんなことを書いています。

今回のエビ養殖事件のことはまだよく分かっていませんが、おそらく、上の条件を結構満たしていたのではないかなと思います。

人は見た目が9割(話の中身は1割)なんて話も聞いたことがあります。もしそうならば、人を騙すコツは、第一に見た目、第二に話の「もっともらしさ」(権威とサクラ)、第三に時限性・希少性(限定販売みたいなもの)という風に整理できるのかも知れませんね。

そして、これらの条件に、あと一つ、何かが加わると、騙された人が雰囲気に飲み込まれて、ある種の高揚感さえ持って、自ら気付かずにサクラになっていくような、そんな何かがあるような気がします。

では、騙されないためには、どうしたらいいのでしょうね。

見た目が誠実そうで清潔な人を敬遠・警戒できるでしょうか? 無理ですね。詐欺じゃなくて本当に誠実な人もいるでしょうし。では、時限性・希少性はどうでしょうか。警戒しますか? それも無理ですね。世の中はそういう販売戦略に満ちています。ここだけのビール、ここだけのお菓子、今だけお得・・・・だから一々気にしているわけにはいきません。

では、話の内容なのでしょうか? 上手い話しは警戒する。そういうことができるでしょうか? 普通、多くの騙されていない人たちは、そう思うのです。が、 今回の事件では2万人もの被害者がいるらしいです。毎年似たような事件が起きていて、みなうまい話は警戒する、ぐらいの常識はあったはずなのに、騙されています。そういうことを考えると、実は、私は、これも難しいのかな、と思ったりするのです。

今度の海老養殖は、投下資産が倍になる、という凄い利回りが売り文句だったようです。世の中、確かに資産を倍にするような投資がどこかにあるかもしれません。しかし、みんなが倍になるはずがありません。そんな投資機会を大口投資家が見逃すはずもないでしょう。大口投資家を募集せず、個人投資家ばかりを募って高い利回り(100%)を追求すること自体、少し不思議です。大口投資家なら、もっともっとたくさんお金を集めることができるからです。

冷静に考えれば疑問はいくらでも出てくるのです。しかし、見た目が誠実そうで、権威やサクラの話で尤もらしさが加わると、こうした理屈が飛ぶことがあるんですね。人は理屈だけでは生きていないということなんでしょうね。フェイス・トゥ・フェイスの怖さですね。何度も足を運ばれると情が移ったりして。そこへ持ってきて、今だけですよ、なんて言われると焦ってしまう。

だから、「そんな話あるはずがない」と思っていても、「え? もしかすると、世の中には、多くの人が知らないけれども、それだけ美味しい投資話があって、それがいま、目の前にあるのかな?」なんて思ったりしてしまうんですね。そういう錯覚を起こさせるような雰囲気があるのでしょうね。

だから、多くの人に「話の内容をよく聞いて」なんてアドバイスは無効でしょうね。詐欺師は、質問すればするほど、自分がハマるリスクがあると思います。話が上手かったりするから。

で、今、私が思いつくのは、その儲け話に乗って投資したとして、掛け金を失う可能性があるんですか? と聞いてみることぐらいです。要するに、リスクの有無を確認するわけです。

「それは大丈夫ですよ」「必ず儲けと共に戻ってきます」「ご安心下さい」と言ったらアウトでしょう。

それ以降は話を聞く必要はないでしょう。ただそれだけ。相手が誠実そうでも、清潔そうでも、権威やサクラの存在で本当に儲けそうな気がしても、限定販売であっても、「確実に儲かります」と言ったらアウト。このルールだけ知っておけばいいのではないでしょうか。

ただし、この点も、海千山千の詐欺に会うと、危ないから気をつけましょう。「確実には儲かるとは言えません。我々は詐欺師ではないので、そのリスクはきちっと説明させて頂きます。・・・・(中略)・・・・でもお客様、我々はそういうときにお客様にご迷惑をおかけしないために、○○型の○○保険に加入しているんです。これは投下資金が万が一、帰ってこないことになったとき、それを第三者が保障してくれる保険なんです。自動車事故にあったときに怪我させると、大きな損になりますよね。そのために保険があるように、こういう投資にも保険があるんです。ご存じですか?預金にだって預金保険というものがあるんですよ。1000万円まで。それと同じ理屈です」なんて言われて、コロっと騙される人が出そうで怖いです。

それでも、保険があろうがなかろうが、どんな仕掛けがあろうとも、「大丈夫」「確実です」「お客様にご迷惑はおかけしない」と言ったらアウト。それだけ。そういう風に考えておいては如何でしょうか? 

ダメかなぁ

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クレジットカードを持って行かないで [研究<お金>]

クレジットカードをよく使いますか?

インターネットで買い物をするときは、カード番号と有効期限を入力すると、買い物ができます。ということは、カード番号と有効期限が分かれば、誰でも私のカードで買い物が出来てしまいます。だから、クレジットカードの情報は非常に重要だということになります。

専門的なことは分かりませんが、カードの裏面にある磁気情報を盗み出すスキミングという手口の犯罪もあります。この場合、カードは盗まれていないのに、カード情報が盗まれて知らないうちに偽造カードやインターネットなどで利用されてしまったりする可能性があるということでしょうか。

スキミングされているかどうかは、カードを利用している瞬間は本当は分からないでしょう。そういう特殊な機械を使っていないことを目で見て確かめる程度のことです。ただ、それでも、普通にカードで支払するときに利用されている読み取り機の中にスキミング機械が組み込まれていると、見ただけでは分からないですね。

 

そして、カードの番号と有効期限は、カード利用明細書にも書かれてあるような気がします(記憶違いなら済みません)。この情報が紙に印字されているというだけで、それ自体がリスクであるような気もします。

 

・・・ということは、、、、

 

①カード読み取りは目の前でやってもらう。これでもスキミングされる可能性がなくなるわけではありませんが、店員がスキミング専用の機械でカード情報を読み取る可能性は排除できます。

②明細書は目の前で破ってもらう。これをしてくれない店は、やや心配です。

③ICカード型にする

④クレジットカードを使わない 

といった対策が必要なのでしょうね。④は最も抜本的な対策ということになりますが。

 

ところで、百貨店で買い物をしたときにクレジットカードを使うと、店員の人が、こちらから見えない遠くまでカードを持って行ってしまいます。別に悪い人がいるとは思っていませんが、私は、あれ、実はすごく不安なのです。いつもなんとなくハラハラしています。あれ、何とかならないのでしょうか。

そんなに遠くまで私のクレジットカードを持っていかないで、といつも思います。


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住宅ローンは悲しい? [研究<お金>]

疲れていて、少しスランプです。記事が書けない日々です。

ですが、最近、私が住む大阪市内で高層マンションがかなり増えたので、そのことに関連して、少し書いてみます。

最近、やたらと近所にマンションが建っているのだが、近所で聞くところによれば、若い夫婦に加えて、最近は、退職を控えた団塊の世代(50~60歳代)が、郊外の一戸建てを売り払って移住してくることもよくあるそうな。本当だろうか?

子供が巣立ち、夫婦2人にとって広すぎる空間となってしまった一戸建てを売り払い、近場で買い物が出来る便利な都心へ、家の中に階段がない生活を求めて、広さは夫婦2人で十分な程度(2LDKぐらいか?)のところへ移り住むということらしい。

ま、そのための資金があれば、という話なので、そんなに多い例なのか、私にはよくわからない。

家や土地などの不動産売買には、様々な費用がかかる。私は門外漢なのでよく知らないが、税金や不動産屋に払う手数料などいろいろあるだろう。

新築の一戸建を買うと、どんなことが起きるのだろうか? さっぱりわからないが、適当に数値を決めて、頭の体操をしてみたい。

3000万円の一戸建てを買うとする。税金、手数料、引越し代、家具代等の諸費用が全部で300万円とする。すると、この家を買ったときの総費用は3300万円だ。簡略化のため頭金を0円とすると、3300万円は住宅ローンを組むことになる。少し前に相談した不動産屋によれば、最近は、銀行の住宅ローンは頭金ゼロで引越し代まで面倒をみてくれるところもあるらしい。

さて、ここで考えるべきは、その一戸建ての不動産としての価値がいくらかということだ。それは、購入代金の3000万円だろうか? いやいや、この3000万円という値段の中には、宅地を買って、土地を造成して、家を立てた不動産屋さんの利益が含まれていなければ、業者は赤字になってしまう。

不動産屋さんの利益率が仮に1割なら、この物件の価値は高く見積もっても、不動産屋さんの取り分、300万円を差し引いた2700万円になる。

では、この物件を、すぐに別の不動産屋に売った場合、その不動産屋は2700万円で買うだろうか。いやいや、この物件は、「中古」になるし、誰かが買って、ちょっとだけ住んで、何らかの事情があってか、すぐに売った物件だ。だから、その分、値段は新築より更に低くなるだろう。その分を仮に200万円と考えてみる。つまり、この物件は2500万円でしか売れないと考える。だから、価値は2500万円ということになる。

お金の計算をしてみると、

①購入した不動産の価値  2500万円
②住宅ローン(負債)    3300万円
①-②(資産-負債) -800万円

住宅を購入して、頭金ゼロでローンを組み、すぐにその物件を売っても、借金は全部返せない。この例では800万円も足りない! これが「債務超過」だ。「債務超過」とは、平たく言えば、資産を売っても借金が返せない状態のことで、会社であれば倒産、倒産寸前みたいな状態だ。あ、上の計算は、さっき適当に置いたものなので、現実とはかけ離れていると思いますので参考にしないでください。

だから、頭金ゼロの住宅ローンを組むというのは、一見ありがたいことのようで、ちょっと怖い。頭金はあった方がいい。その分は借金が少なくなるから。逆に、頭金ゼロのローンを組む銀行は、どうなんだろうか・・・。いや、ここではそんなことはどうでもいい。

要するに、不動産を買ったら、その瞬間に債務超過、つまり家を売ってもお金が不足して借金が返せない。そうならないためには、不動産の価格が、少なくとも800万円は値上がりしなければならない。でも、買ってからすぐに売るとなれば、そんなに値段の上下はないだろうから、無理だろうね。

では、バブル再来を期待する?

話は逸れるが、実は、私の実家は、バブル全盛期にマンションを中古で買ってしまったのだが、以前の住人は1000万円程度も利益を出したらしいとの噂だった。そして、我が家も、もしかすると・・・・と、、、、いやいや、その価格は、その後、下落を続けている。

だから、含み損だったわけだ。債務超過になっていたわけだ。価格の下落が激しかったので、その債務超過がどんどん膨らんでいったのだ。しかし、借金を契約通りに返済し続けている限りは、住み続ければよいのだ。売らない限りは含み損は関係ないからだ。

さて、父は、価格下落を気にしてか、かなり頑張って前倒し返済を行った。で、残る借金がごく僅かとなった頃、病に倒れ他界した。その結果、団信保険によって、負債が全て免除された。前倒し返済などしなければ・・・などと考えてはいけないのであろう。他界することなど、誰も予想していなかったのだから。

一家にとって最大の負債は、会社を経営していれば、会社の債務もあるかもしれないが、一般のサラリーマン家庭ならば、住宅ローンだろう。この住宅ローンは、保険に加入すれば、おそらく65才などの一定以下の年齢で死亡した時に保証が履行される。つまり、死ぬことで最大の負債が整理される。逆に、生きていればローンの返済を続けることになる。

ということは、保険が適用されるギリギリの年齢までは、前倒し返済などせずに、計画通り、契約通り、少しずつ返済し続ければよい。手もとにお金が余っていても、前倒し返済はしてはいけない。万が一、自分が死んだ場合、ローンが帳消しとなり、手もとのお金は家族に残るからだ。前倒し返済をすれば、その分、手もとのお金が減ってしまうからだ。そういう行動が、ある意味では合理的ということになる。

だが、「自分が死ぬ可能性を考えてローンの返済を考える」ということは、意外にツライものだ。そう考えている自分が少し悲しい。生命保険には入っているくせに、住宅ローンの返済を考えるときに、自分が死ぬ可能性を想定して返済計画を立てるのは、何だか、いけないことをしているような気分だ。いくら合理的だ、といったって、なんとなく、そういうふうに割り切って考えられないものがある。この感覚は何だろうか・・・・


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節約研究⑥昼食代 [研究<お金>]

体調がなかなか回復しない。風邪ではないのかもしれない。しばらくの間は、ブログの更新ペースが落ちそうだ。

さて、今日は節約研究シリーズの第6弾ということにしたい。

今日は、おそらく、ほとんど同意してもらえる可能性がないだろう「昼食代」である。

実は、これは、もともとダイエットから始まった。「痩せる研究【2】空腹で燃やせ!」で書いた通り、時間のない人間が、最も効率的に痩せる方法は、1日2食にする、昼食を抜く、昼は空いた時間でウォーキングする、という方法であると紹介した。脂肪の燃焼効率は、空腹時が一番良いからだ。

さて、このように昼食を抜くと、どのような金銭的効果があるだろうか。実は、これはお金のためではなく、身体のため、健康のためにやることなのだが、金銭的にもそれなりの効果がある。

普段の昼食代はいくらぐらいだろうか。人によって様々だろうが、仮に、平均して500円であるとしよう(ちょっと安い?)。500円ならば、500円×365日=182,500円だ。たまには600円、700円は使うぞ、という人は、20万円ぐらいになるかもしれない。

もちろん、これは毎日完全に昼食を食べない場合だが、仕事などの都合で昼食を食べないという選択肢が取れない人もいるかもしれないし、ダイエットなどに興味がない人にはなんら意味のない情報だ。だが、昼食を抜いて、私が提唱するダイエットを試みることが出来る人には、ダイエット効果に加えて、年間20万円の節約効果が発生する。

この節約シリーズは、これで6回目だが、節約研究①~⑤までの節約効果累計は約50万円/年であった。それに、この20万円/年を加えると、なんと年間70万円の節約効果になる。これは馬鹿にならない金額だ。

昼食抜きダイエットを試そうと考えている方、金銭的効果も馬鹿になりません。下手なダイエット薬やダイエット器具に大金を投じるよりも、こちらの方が失敗しても、そうダイエットに失敗しても得なのです。

どうだろうか?


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節約研究⑤バス代 [研究<お金>]

通勤にバスを利用している人は多いだろう。
私も、かつて、通勤で最寄駅まではバスを利用していた。バス代は1回200円。だから、1日では往復400円である。通勤だから、年間で約240~250日程度は利用するから、年間では、400円×250日=100,000円がバス代に消えている。

さて、私は昨年からダイエットに励み、ウォーキングを励行しているのだが、この観点からすると、バス代はまったくの無駄だ。むしろ、ダイエットのために歩くほうが健康によいうえ、バスを利用しなければ年間10万円もの金が浮くわけだ。この10万円という金額は決して馬鹿にならない。

塵も積もれば山となる。

これまでの節約研究シリーズとして書いてきた、①新聞の定期購読取り止め(48,000円)、クリーニング代(48,000円)、タバコ代(105,850円)、飲料代(181,500円)に加えて、このバス代10万円を足すと、実に、483,350円となる。なんと、これだけで年間50万円弱が浮く計算だ。

 

どうだろうか、バス代、年間いくら払っていますか?

え? 通勤のバス代は会社が定期代として出してくれる?

そうか・・・・そういうものか・・・・もともと自腹で払っていないなら節約のしようもないですね・・・・


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宝くじ研究【10】夢は広がったのか? [研究<お金>]

また、「ドリームジャンボ宝くじ」が発売になった。

かつて、宝くじ研究シリーズで、この宝くじ問題については色々と考えてみたが、今回は、こんな宣伝文句がある。

「4等100万円が740本、5等10万円が18,500本と続き、多くのみなさまに当たった時の喜びも実感していただける宝くじとなっております」と。

果たして、当ったときの喜びを実感できる本数と言えるのだろうか。もう一度、期待値を計算してみよう。すると、141円であった。つまり、1枚300円を買って、当選金の期待値は141円だから、期待利益率が47%、裏を返せば期待損失率が53%というわけで、極めて分の悪い賭けということだ。

もちろん、この期待値、確率は、買う側にとっては大数の法則が働きようがないので、小額なら買ってみるという選択もあり得ると思うが(このあたりのことは過去の記事を参照してください)、多くの人たちが当った喜びを感じる、とか、1万円が2万本(1千万本のうちの当選本数)も当るとか、言っているが、実際には、大半の購入者が損するという構造になんら変化はない。これは、法律からみて仕方がないことだ(宝くじ研究【1】)。

さて、それでも多数の人たちは、買ってしまうのだろうか。

そして私はどうするのだろうか・・・・買わないだろうな。。。。

 


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節約研究④飲料代 [研究<お金>]

まだ体調が最悪でキツイ。いつ直ってくれるのだろうか?
本当に、これは風邪なのだろうか・・・?

さて、今日は飲料代の節約について書く。

飲料代は、喫茶店・カフェでのコーヒー代、そして普段飲むペットボトル飲料代だ。

まず、朝のコーヒー1杯だ。通勤途上で喫茶店などに入ってコーヒーを飲む人は多いことだろう。朝の通勤ラッシュう時における駅周辺の喫茶店は、必ずサラリーマンなどで一杯になっている。一杯のコーヒーはいくらぐらいだろうか? 私がかつて通っていた喫茶店では、確か300円程度だった。

一日にコーヒー1杯300円。小額のようにも見えるが、1ヶ月だと、300円×20日(週休二日なので)=6,000円。だから、年間では6,000円×12ヶ月=72,000円にもなる。

出勤する前のコーヒーは欠かせないという人は多いかもしれない。また、職場で飲むコーヒーではなく、喫茶店、つまり職場以外でゆっくり飲むことに意味があると感じている人も多いかもしれない。しかし、私の経験では、朝の喫茶店でのコーヒーをやめても何のことはない。それは単なる習慣であったので、その習慣がなくなれば、何とも思わないようなものであった。

「お前は喫茶店で飲むコーヒー代さえもケチるのか」と思われるかもしれないが、なくても困らないものに、どれだけのお金をつぎ込むか、という価値観の問題であると思う。この価値観を他人に押し付けるつもりはない。この朝の喫茶店でのコーヒーこそがささやかな贅沢、贅沢な時間なのだ、ということであれば、それが一番いいと思う。私の場合は、年間72,000円は馬鹿にできない金額だと思ったし、タバコの煙がもうもうと立ち込める喫茶店に嫌気がさしたこともあってやめたのだが。

次に、ペットボトル飲料である。1本150円。私は、実は、かつては1日に2本飲んでいた。だから、1日で300円。年間では、300円×365日=109,500円の金額をペットボトル飲料にささげていたことになる。実は、この計算をして一番ショックを受けた。ペットボトル飲料なんて、お金を使っているという感覚があまりなかったものだから、年間で10万円以上も使っていたのがショックであった。

そこで、あるときから、家で麦茶を作って、それを水筒に入れて職場へもって行くことにした。これとて厳密にはタダではないが、ほとんど無視し得る金額である。ペットボトルや缶ジュース、缶コーヒー代は馬鹿にできない。

これも、朝の喫茶店におけるコーヒー一杯と同じく、価値観の問題だが、年間11万円弱の金額で何かを買いたい人は、ペットボトルを水筒の麦茶で代替できるかも知れないことを考えてみてはどうだろうか。

さて、今日は、朝の喫茶店でのコーヒー(年間72,000円)、ペットボトル飲料代(109,500円)とをあわせて、実に、年間181,500円の節約効果を紹介した。もとより、朝、喫茶店でコーヒーを飲まない人、ペットボトルや缶ジュース等を飲まない人には全く価値のない情報だが、それなりにお金をつぎ込んでいる人がいたら、年間18万円の節約効果を試してみてはどうだろうか。

なお、これまで紹介した、新聞の定期購読取りやめ(年間48,000円)、クリーニング代節約(年間48,000円)、タバコ代(年間105,850円)、そして飲料代(181,500円)を全てあわせると、383,350円となる。

38万円は馬鹿にならない金額だ。預金利息でこの金額をたたき出すのは容易ではない。あちこちのキャンペーン預金を探して金を移動するよりも、節約の方が楽なような気がするし、その預金金利比較をしても、相当な運用残高がないと38万円は稼げない。低金利時代は、より高い利回りの運用方法を考えるよりも、節約を考えたほうが手っ取り早いと思う。高い利回りの運用方法なんて、結構、インチキがあるし、節約ならインチキはありえないから騙される心配もなくて確実だしね。

では、身体がキツイので今日はこれまで。おやすみなさい。


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節約研究③タバコ代 [研究<お金>]

ひどい風邪をこじらせており、かなり参っています。
抗生物質を投与しつつ安静の日々です。明日は出勤できるだろうか・・・
健康第一。無理は禁物。しばらく忙しくて無理が続いていたので、その咎めということなのかもしれません。

さて、満身創痍であるため、あまりたいした記事は書けませんが、また節約シリーズを書こうかと思います。今日、書くのは、多くの人たちにとっては関係ないことかもしれませんが、タバコ代について書きます。

タバコを吸うと、寿命が縮まるという統計的な結果が得られたと、今日(正確には昨日?)、厚生労働省が発表したそうです。タバコと死亡確率との医学的な因果関係については、私はよく知りません。とはいえ、昔から、百害あって一利なしとまで言われている代物であることは知っています。私が小中学生時代に大好きだった作家の阿部公房は、「タバコは時間だ」と難しいことを言っていたと記憶していますが、その効用を主張する人もいるようです。

私も、かつてはスモーカー、喫煙者でした。やめようとしても、なかなかやめられませんでしが、お金の計算をしてみて、止めました。タバコを止めることは、それなりの節約効果があるし、病気などの確率が低くなるのであれば、医療費などの副次的な節約効果も期待できるし、食事はうまいし・・・と特に悪いことはないと思えたわけです。私はタバコの害と効用のことを語るほどの十分な知識はありませんが、止めた人間として言えるのは、止めて困ったことは一つもなかった、ということでしょうか。

さて、タバコ代は、今は一箱で290円程度でしょう。毎日1箱吸う場合には、月30日で計算すれば、290円×30日=8,700円(1ヶ月)の出費となります。1年では、290円×365日=105,850円になります。

これまで、節約研究シリーズでは、新聞の定期購読(年間48,000円)、クリーニング代(年間48,000円)を紹介しましたが、タバコをやめることは、それら2つの節約効果を足し合わせても及ばない金額を確保できるわけです。

ちょっとワンパターンな計算ですが、この105,850円を定期預金で稼ぎ出そうとすると、どれだけの預金残高が必要でしょうか。

1年物定期で預金すると、店頭表示金利は今は0.35%ぐらいです。ということは、税引き後の利息で105,850円を叩き出すために必要な預金残高は、105,850円/(0.35%*(1-20%))=37,803,571円となる。実に、3,700万円以上の残高が必要になるわけだ。

もちろん、もともとタバコを吸わない人にとっては、これは何の意味もない数値です。しかし、タバコを吸っている人は、最低限、年間10万円程度は使ってしまっているのは事実です。実は、これには、更に将来の医療費負担などの副次的効果もあるから、節約効果は年間10万円にはとどまらないかもしれない。

タバコは意外と金がかかっているんで、タバコを吸いながら、「余裕資金を何で運用しようか」と考えをめぐらせ、預金金利や投資信託の配当予想など金融資産での運用を比較検討するぐらいなら、まずは、タバコを辞める方が得策ということになりましょう。なぜなら、タバコを辞めることには損失が発生するリスクがない。むしろ健康を害するリスクが減るのだから。

ここで、これまで書いてきた新聞の定期購読取りやめ、クリーニング代節約とタバコ代と合わせてみると、48,000円+48,000円+105,850円=201,850円の節約効果があることになる。これは馬鹿にならない金額です。毎年20万円浮くので、毎年パソコンを買い換えることが出来ます。これ以外にも、私が、生活を切り詰めるような無理はせずに、無駄なものを止めるだけで効果が出せたと思っている節約方法を紹介していきたいと思いますが、3つ紹介した時点で20万円ですから、なかなかの効果ではないでしょうか。既に、当たり前のこととして、新聞も取っていないし、クリーニングも利用していないし、タバコも吸っていないという人には何の価値もない話ですが・・・。

ところで、タバコはそんなに簡単には止められないという人も多いかもしれない。禁煙セラピーを読んだが駄目だったとか・・・。どれぐらい吸っているか、どういうタイミングで吸いたくなるかなど、人によってタバコの吸い方などが違うので、「これ」という方法は思いつかない。

ちなみに、私がやった禁煙方法は、①一番タバコを吸いたくなる場面(会社)で、②吸いたくなったら、水を大量に飲んで口寂しさを解消したり(これを水以外でやると太る)、非常階段を上り下りするなどの運動でストレスを発散する、③居眠りする、を2週間続けたら、それ以降、タバコをすいたくなくなった。これ以外にも禁煙パッチを使った人もいるようだから、いろいろ試してみては。

では、めまいがしてきたので、今日はこのへんで。


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節約研究②クリーニング代 [研究<お金>]

せっかくのゴールデンウィークで半分まで来たところで、体調を壊しました。何故でしょう。5月病でしょうか・・・・。

さて、前回の節約研究①では、新聞の定期購読料を取り上げた。ニュースは、テレビやラジオ、インターネットなどの媒体から無料で情報入手できるし、新聞を読んでいても熟読しているのは、私の場合はほんの1~3割程度の記事であったので(あくまで私個人のケースですが)、年間48,000円も支払って定期購読するのはもったいないと感じたということであった。

今回は、クリーニング代について取り上げたい。

私は、スーツやコートが汚れたらクリーニングに出すのだが、ここで取り上げるのは、ワイシャツである。ワイシャツはクリーニングに出す必要はないだろうという話である。おそらく、かなりの人たちが形状記憶シャツの登場から、徐々にワイシャツの洗濯を自分でやるようになってきている可能性はあるので、今更という感じの話題だが。なお、ワイシャツは、「ホワイトシャツ」が訛ったものだから、ホワイトなワイシャツを1枚しか持っていない私としては、もっと別の呼称が適当な気もするが、ここではワイシャツとしておく。

週休2日制であれば、ワイシャツは週に最低でも5枚は使うことになる。これを全部クリーニングに出している人もいるだろう。意外と独身男性は、そうかもしれない。クリーニング代は、地域や店によっても様々だが、おおむね200円~250円程度が相場ではないだろうか。ここでは、安めの200円と仮定して話を進める。ワイシャツは、週に5枚、月に20枚は使うから、月間でのクリーニング代としては、200円×20枚=4,000円という計算になる。つまり、年間48,000円だ。

この金額は、先般の新聞の年間定期購読料と同程度の金額だ。詳しくは、節約研究①をご覧頂くとして、この金額は、1年物定期(店頭表示金利)の利息(税引き後)として手に入れるには、1,700万円以上の預金残高が必要となる規模だ。これを新聞の定期購読料の節約効果とあわせて考えると、実に、3,400万円もの定期預金で手に入る利息が節約できることになる。金額にして96,000円だ。

だから、ワイシャツは、自分で洗濯すればよい。形状記憶シャツもかなり出回っているので、あまり型崩れしないものもある。でも一度クリーニングに出すと形状記憶の効果が駄目になるようだが。

ワイシャツのアイロンかけをする時間がない、面倒だ、という人も、しばらくやってみれば慣れてくると思う。時間がないないといっても、4~5枚のワイシャツにアイロンをかけるには、30~40分もあれば良いし、テレビでも見ながらできる程度である。

新聞の定期購読取りやめと、ワイシャツのクリーニング代で、累計で1年のうちに96,000円の節約が可能となる。これは捨てがたい効果ではないだろうか。


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